クレジットカードで海外旅行保険が自動付帯されるおすすめ6選と選び方を解説

海外旅行保険が自動付帯 のクレジットカードのおすすめ
海外旅行に行く際に海外旅行保険が自動付帯されているクレジットカードを選ぶと、万が一のケガや病気に備えられ、便利なだけでなく安心にもつながります。

しかし、多くのカードの中からどれを選べばよいか迷う人も多いです。

「自動付帯タイプの海外旅行保険が付いたおすすめのクレジットカードはどれ?」「そもそも自動付帯って何?」「選び方が分からない」といった疑問を抱いている人もいます。

この記事では疑問を解決できるよう、以下の内容をまとめました。

  • 海外旅行保険が自動付帯のおすすめのクレジットカード6選
  • クレジットカードの海外旅行保険の利用条件と保険の使い方
  • 利用付帯でもコスパのいいおすすめのクレジットカード3選

学生向けのキャッシュバックが充実したカードから、ANAやJAL便利用者に適したカードも紹介。

年会費がリーズナブルでプライオリティパスが付帯するカードも含め、多様なニーズに応える内容です。

補償内容や特典を理解して自分の旅行スタイルに合ったカードを選び、快適で安全な海外旅行の準備を進めましょう。

本サイトが独自に選んだ海外旅行保険を重視する人におすすめのクレジットカードは以下の通りです。

<海外旅行保険が自動付帯のおすすめクレジットカード6選>
<海外旅行保険が利用付帯のおすすめクレジットカード3選>

Contents

クレジットカードの海外旅行保険が自動付帯のおすすめ6選

クレジットカードの海外旅行保険が自動付帯のおすすめ6選は、以下の通りです。

スクロールできます→

カード名 年会費 海外旅行保険補償額 ポイント還元や特典 プライオリティパス・ラウンジ おすすめの人
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード券面画像
在学中無料 最高2,000万円 海外利用分の4.0%キャッシュバック なし 留学や旅行で海外に滞在する予定の学生
ライフカード〈旅行傷害保険付き〉
ライフカード〈旅行傷害保険付き〉券面画像
・初年度無料
・2年目以降1,375円
最高2,000万円 ポイント還元0.5~1.5% なし ・初めて海外旅行保険付きカードを持つ
・コスパ重視の人
ANA JCBワイドゴールドカード
ANA JCBワイドゴールドカード券面画像
15,400円 最高5,000万円 マイル還元率は1.0~2.0% あり(国内空港のカードラウンジ) ・ANA便をよく利用する
・充実した保険が欲しい
・国内のラウンジを使いたい
JALCARD普通カード
JALCARD普通カード券面画像
・初年度無料
・2年目以降2,200円
最高1,000万円 マイル還元率0.5%~1.0% なし ・JAL便を利用する
・JALマイルを貯めたい
・年会費を抑えたい
ANA JCB一般カード
ANA JCB一般カード券面画像
・初年度無料
・2年目以降2,200円
最高1,000万円 マイル還元率0.5%~1.0% なし ・ANA便を利用する
・ANAマイルを貯めたい
・費用を抑えたい
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード券面画像
11,000円 最高5,000万円
(自動付帯は4,000万円)
ポイント還元率1.0%~4.0% あり
(プライオリティパス付帯)
・高額補償を重視
・楽天経済圏を活用したい
・プライオリティパスが欲しい

海外旅行時に備えて保険加入が必要な人には、クレジットカードを保有しているだけで保険が適用される、自動付帯海外旅行保険が便利です。

学生専用ライフカードは在学中は年会費無料で、最高2,000万円の補償があります。

海外での利用総額の4.0%がキャッシュバックされる特典もあり、ポイント還元率を重視したい人に魅力的なカードです。

初年度無料のライフカード〈旅行傷害保険付き〉は医療費や携行品損害もカバーし、幅広い保障重視の初心者に最適。

ANA JCBワイドゴールドカードは最高5,000万円の補償に加え、国内空港ラウンジが利用できマイル還元率も高いです。

楽天プレミアムカードは最高5,000万円補償とプライオリティパス付帯で、海外出張や旅行を快適に過ごしたい人に向いています。

目的や利用頻度に応じて、自分に合った1枚を選びましょう。

海外で利用した総額の4.0%がキャッシュバックされる学生専用ライフカード

学生専用ライフカード券面画像

項目 内容
年会費 在学中無料
海外旅行保険補償額 最高2,000万円
ポイント還元や特典 海外利用分の4.0%キャッシュバック
プライオリティパス・ラウンジ なし
おすすめの人 留学や旅行で海外に滞在する予定の学生

学生専用ライフカードは、海外で利用した総額の4.0%がキャッシュバックされる、学生におすすめのクレジットカードです。

18歳から25歳までの学生限定で、持っているだけで自動的に海外旅行保険が付帯します。

補償額は最高2,000万円と十分な内容で、留学や卒業旅行など長期の海外滞在でも安心して使えます。

海外での利用総額に対して4.0%がキャッシュバックされる点が大きな魅力。

例えば卒業旅行で海外に行き、学生専用ライフカードで10万円支払った場合のキャッシュバックは以下の通りです。

海外利用金額 キャッシュバック率 キャッシュバック金額
50,000円 4.0% 2,000円

5万円の利用に対して2,000円が現金でキャッシュバックされます。

年間最大10万円の利用分まで適用されるため、海外旅行や留学で現地のショッピングやサービスに使うほどお得になります。

キャッシュバックを受けるには事前のエントリーが必須なので、旅行前に忘れずにエントリーしましょう。

キャッシュバックは、請求月の翌々月10日頃に指定口座に入金される仕組み。

例えば請求月が2025年7月なら、2025年9月10日頃に指定口座に入金されます。

海外での食事代やお土産代を学生専用ライフカードで支払うと、旅行費用の節約にもつながりやすいです。

初年度から年会費無料なのも学生に優しいポイント。

誕生月にはポイントが3倍になり、日常の買い物でもお得にポイントを貯められるため、旅行以外の利用価値もあります。

海外旅行保険が自動付帯されるクレジットカードを探している学生は、費用対効果が高い学生専用ライフカードを発行しましょう。

初年度は年会費無料で利用できるライフカード<旅行傷害保険付き

ライフカード〈旅行傷害保険付き〉券面画像

項目 内容
年会費 ・初年度無料
・2年目以降1,375円
海外旅行保険補償額 最高2,000万円
ポイント還元や特典 ポイント還元0.5~1.5%
プライオリティパス・ラウンジ なし
おすすめの人 ・初めて海外旅行保険付きカードを持つ
・コスパ重視

ライフカード〈旅行傷害保険付き〉は初年度の年会費が無料で、最大2,000万円の海外旅行保険が自動付帯されるお得なカード。

海外旅行中に急に体調を崩し高額な医療費がかかっても、最大200万円まで治療費が補償されるので安心です。

旅行先でかばんやスマホを盗まれたときも、最高20万円まで補償されます。

海外旅行先で事故により他人にケガをさせてしまっても、賠償責任として最高2,000万円まで保証可能です。

初年度は無料で持てるので、旅行や出張の予定があり「念のため海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードを持っておきたい」といった人でも気軽に申し込みできます。

カードの年会費は2年目から税込1,375円とリーズナブル。

ライフカード<旅行傷害保険付き>のポイント還元率は、以下の通りです。

ポイント付与条件 還元率 ポイント付与の目安
通常時 0.5% 1,000円利用ごとに1ポイント付与
入会後1年間
(初年度)
0.75% 1,000円利用ごとに1.5ポイント付与
誕生日月 1.5% 1,000円利用ごとに3ポイント付与

通常の還元率は0.5%と一般的ですが、初年度はポイント1.5倍の0.75%、誕生日月は3倍の1.5%にアップします。

通常時に10万円使うと500円分のポイントが貯まるところ、誕生日月に同じ金額を使うと1,500円分のポイントを獲得可能です。

ポイントは最大5年間有効で、以下に利用できます。

  • 商品券
  • 電子マネー
  • キャッシュバック

ライフカード<旅行傷害保険付き>は、旅行だけでなく普段使いにも適した1枚です。

まずは年会費無料の1年目に試してみる価値があるカードなので、旅行を間近に控えている人は、発行を検討しましょう。

ANA便利用時の特典や補償内容も手厚いANA JCBワイドゴールドカード

ANA JCBワイドゴールドカード券面画像

項目 内容
年会費 15,400円
海外旅行保険補償額 最高5,000万円
ポイント還元や特典 マイル還元率は1.0~2.0%
プライオリティパス・ラウンジ あり(国内空港のカードラウンジ)
おすすめの人 ・ANA便をよく利用する
・充実した保険が欲しい
・国内のラウンジを使いたい

ANA JCBワイドゴールドカードは海外旅行保険が自動付帯され、手厚い補償とANA便利用時の充実した特典が魅力のカードです。

旅行保険は死亡・傷害は最高5,000万円までが自動付帯で、病気やケガの治療費用も最高300万円補償。

日本を出国する前に、ANA JCBワイドゴールドカードで以下のいずれかの支払いを行うと、最高補償額を1億円までアップできます。

  • 搭乗する公共交通乗用具
  • 参加する募集型企画旅行

公共交通乗用具には航空機やタクシーも含まれるので、支払いに利用して補償額をアップしましょう。

海外で急な体調不良が起こっても医療機関の紹介や費用補償を受けられ、保障額や補償内容を重視したい人も安心して旅行にいけます。

ANA JCBワイドゴールドカードは、1,000円利用ごとに10マイルが付与されるカードです。

年間のカード利用額により最大還元率が1.075%にアップします。

年間カード利用額 還元率 10万円利用時のマイル獲得例
年間300万円未満 1.000% 1,000マイル
年間300万円以上 最大1.075% 1,075マイル

例えば年間300万円以上カードを利用すれば、マイル還元率が最大1.075%にアップ。

10万円の買い物で1,075マイル貯まる計算です。

ANA航空券購入時の還元率はさらに高く2.0%になります。

マイルは航空券の購入やアップグレードに利用でき、旅行費用の節約に最適です。

ANA JCBワイドゴールドカードを保有していると、カードと搭乗券さえあれば国内空港ラウンジを無料で利用でき、出発前や乗り継ぎ時に快適に過ごせます。

年会費は15,400円とやや高めですが、サービス内容と還元率を考えると年会費分の価値はあるカードと言えます。

ANA便をよく利用する人や日常の買い物でマイルを貯めて賢く旅を楽しみたい人は、ANA JCBワイドゴールドカードを利用しましょう。

海外旅行で最高1,000万円の補償があるJALCARD普通カード

JALCARD普通カード券面画像

項目 内容
年会費 ・初年度無料
・2年目以降2,200円
海外旅行保険補償額 最高1,000万円
ポイント還元や特典 マイル還元率0.5%~1.0%
プライオリティパス・ラウンジ なし
おすすめの人 ・JAL便を利用する
・JALマイルを貯めたい
・年会費を抑えたい

JALCARD普通カードは海外旅行保険が自動付帯し、最高1,000万円の補償を受けられます。

自動付帯の海外旅行保険は、傷害死亡・後遺障害と救援者費用の補償が付いています。

補償項目 最高保険金額
傷害死亡・後遺障害 1,000万円
救援者費用 100万円

JALCARD普通カードの年会費は初年度無料で、2年目以降は2,200円です。

補償内容は年会費が高額なカードに比べるとシンプルなので、無理なく維持できるクレジットカードを発行し、最低限の安心を求める人に向いています。

JALカード普通カードのマイル還元率は以下の通りです。

利用場所 ポイント還元率 ポイント付与レート
一般加盟店 0.5% 200円の利用で1マイル付与
JAL特約店 1.0% 200円の利用で2マイル付与

通常のショッピングでは200円で1マイルが貯まり、JAL特約店では200円で2マイルにアップします。

コンビニやスーパーといった一般加盟店で200円の買い物をすると、1マイル貯まり、還元率は0.5%。

1万円の買い物で50マイル、10万円なら500マイルが貯まります。

ファミリーマートや大丸松坂屋といったJAL特約店で同じ200円の買い物をすると2マイルたまり、還元率は1.0%にアップ。

1万円の利用で100マイル、10万円なら1,000マイルが貯まる計算です。

JAL特約店を中心にショッピングすると、まとまったマイルの獲得も可能。

JALCARD普通カードを保有したうえでJAL便を利用すると、以下の優待特典も適用されます。

  • 搭乗ごとに搭乗ボーナスマイルが付与
  • 入会初回搭乗や毎年の初回搭乗で1,000マイルがプレゼント
  • JALパックや機内販売での割引

搭乗ごとに通常のフライトマイルに加えて10%のボーナスマイルが加算され、JAL便を利用するたびに効率的にマイルを貯められます。

JALCARD普通カード入会後の初回搭乗や毎年の初回搭乗で1,000マイルがプレゼントされるのも、マイルを貯めたい人にとっては嬉しいポイントです。

海外旅行保険の補償額が1,000万円で足りるか心配な人は、JALCARD普通カードから始めてみましょう。

初年度年会費無料でANAマイルも貯まるANA JCB一般カード

ANA JCB一般カード券面画像

項目 内容
年会費 ・初年度無料
・2年目以降2,200円
海外旅行保険補償額 最高1,000万円
ポイント還元や特典 マイル還元率0.5%~1.0%
プライオリティパス・ラウンジ なし
おすすめの人 ・ANA便を利用する
・ANAマイルを貯めたい
・費用を抑えたい

ANA JCB一般カードは、初年度年会費無料で最高1,000万円の海外旅行保険が自動付帯し、ANAマイルも貯められます。

カードを持っているだけで、海外旅行中の以下の内容を補償。

補償項目 最高保険金額
傷害死亡・後遺障害 1,000万円
救援者費用 100万円

受けられる補償は傷害死亡・後遺障害と救援者費用で、以下の補償は含まれていません。

  • 傷害や疾病の治療費用
  • 賠償責任
  • 携行品損害

さらに補償が必要なら、他の補償が充実したカードや別途保険の加入を検討しましょう。

ANA JCB一般カードは費用面での負担が少なく、学生や社会人経験が浅い人でも気軽に持てるのも魅力的です。

ANAのマイレージクラブ特典が利用可能で、日常の買い物や旅行で効率良くマイルを貯めたい人にも適しています。

特典項目 内容
マイル獲得 カード利用1,000円ごとに1ポイント貯まる
入会・継続ボーナス 入会時およびカード継続時に毎年1,000マイルが付与される
搭乗ボーナス ANA便搭乗でフライトマイルに加え10%のボーナスマイルが加算される。
ANA加盟店特典 ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードでカード払いをすると、税込200円ごとに1マイルが貯まる

カードを利用すると1,000円ごとに1ポイントが貯まり、ANAマイルに交換できます。

月間利用額 獲得ポイント数 マイル交換レート 獲得マイル数
30,000円 30ポイント 1ポイント=5マイル 150マイル

例えばANA JCB一般カードで毎月3万円の支払いを続ければ、年間で1,800マイル相当が貯まる計算です。

入会やカードの継続時には毎年1,000マイルのボーナスが付与されるため、マイルが溜まっていくのを実感できます。

ANA便を利用すると通常のフライトマイルに加えて10%分のボーナスマイルがもらえます。

区間 通常フライトマイル ボーナスマイル(10%) 合計マイル
羽田-札幌(片道) 510マイル 51マイル 561マイル

例えば羽田-札幌間の飛行であれば、510マイルに加え51マイルが加算。

セブンイレブンやマツモトキヨシといったANAカードマイルプラス加盟店でカード払いをすると、税込200円ごとに1マイルが追加で貯まる特典もあります。

普段の買い物で効率的にマイルを増やしたいときは、ANAカードマイルプラス加盟店を利用しましょう。

ANA JCB一般カードは、旅行好きな人やこれからANAマイルを本格的に貯めたい初心者におすすめのバランスの良いカードです。

空港ラウンジも利用できるプライオリティパスも付帯の楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカード券面画像

項目 内容
年会費 11,000円
海外旅行保険補償額 最高5,000万円
(自動付帯は4,000万円)
ポイント還元や特典 ポイント還元率1.0%~4.0%
プライオリティパス・ラウンジ あり
(プライオリティパス付帯)
おすすめの人 ・高額補償を重視
・楽天経済圏を活用したい
・プライオリティパスが欲しい

楽天プレミアムカードは空港ラウンジも利用できるプライオリティパスを付帯しています。

プライオリティパスとは、世界145か国以上にある1,500か所以上の空港ラウンジを利用できる会員サービスです。

楽天プレミアムカード保持者はプライオリティパスを使って、国内外の主要空港ラウンジが年間5回まで無料で利用できます。

ラウンジでは以下のサービスが受けられ、搭乗前や乗り継ぎ時の時間を快適に過ごせます。

  • 軽食やドリンク
  • Wi-Fi
  • シャワー

サービス利用には専用アプリで発行されるデジタル会員証の提示が必要で、申請してから約2週間で利用開始できます。

楽天プレミアムカードは以下の通り補償が手厚く、最高5,000万円の海外旅行保険が付帯し、うち4,000万円が自動付帯です。

補償項目 最高保険金額
傷害死亡・後遺障害 5,000万円(自動付帯4,000万円+利用付帯1,000万円)
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
賠償責任 3,000万円
携行品損害 50万円(免責3,000円)
救援者費用 200万円

死亡や後遺障害に対して最高5,000万円の保険金が支払われるほか、旅行中のケガに対する傷害治療費用と病気の治療費用がそれぞれ最高300万円まで補償。

他人にケガを負わせたり物を壊してしまった際の賠償責任補償は最高3,000万円で、例えば以下の場合に利用できます。

  • 海外旅行中に子供がお店の装飾品を壊してしまった
  • 他の人の車に傷をつけてしまった

万が一、相手側と損害賠償でトラブルになったときでも、法律上の賠償責任を負う損害賠償金を保険会社が支払ってくれます。

示談交渉や訴訟が必要になった場合も、保険会社のサポートを24時間日本語で受けられるため心強いです。

楽天プレミアムカードの海外旅行保険は出国前日から最大3か月間有効で、家族カード会員も同じ補償を受けられます。

旅行好きの人は、充実した補償とプライオリティパスの特典が受けられる楽天プレミアムカードを発行しましょう。

クレジットカード海外旅行保険が使える条件と手順

海外旅行保険をクレジットカードで利用する際は、まず自動付帯か利用付帯か条件の確認が重要です。

自動付帯はカードを持っているだけで保険が適用され、利用付帯は航空券やツアー費用をカードで決済する条件を満たすと適用される仕組みです。

旅行中に事故や病気があれば速やかにカード会社や保険会社に連絡しましょう。

カード会社や保険会社の指示に従いながら、事故証明や診断書といった必要書類を準備し、期限内に提出すると補償が受けられます。

キャッシュレス対応のカードなら現地での支払いが不要になる場合も。

万が一のときにスムーズに海外旅行保険を活用できるよう、条件と手順を理解しておきましょう。

自動付帯か利用付帯かによって利用条件が異なる

クレジットカードの海外旅行保険は、以下の通り自動付帯か利用付帯かによって条件が異なります。

自動付帯 利用付帯
利用条件 クレジットカードを持っているだけで補償が適用される 旅行代金をカードで支払うことが条件
補償内容 一般的に補償内容は標準的または控えめ 補償額が大きく、内容も充実している場合が多い
メリット 手続き不要で使いやすい 条件を満たせば手厚い補償が受けられる
デメリット 補償額が少なめの傾向にある 旅行費用をカードで支払う必要がある

自動付帯は、カードを持っているだけで保険が適用されます。

旅行代金の支払いといった特別な手続きは不要で、出国前にカードを保有していれば補償を受けられる仕組みです。

利用付帯は、以下の旅行に必要な費用をクレジットカードで支払ったときに、保険が適用されます。

  • 航空券
  • ツアー代金
  • 公共交通機関の利用料金

クレジットカード付帯の保険が、適用される条件を確認する必要があります。クレジットカードの種類によっては、旅行代金などをそのクレジットカードで支払った場合のみ、海外旅行保険の適用対象になるとしている場合があります。
引用元:日本損害保険協会

自動付帯は手続きが不要で便利な反面、補償内容や金額が利用付帯より控えめな傾向にあります。

利用付帯は条件を満たせば補償範囲や補償額が手厚いケースが多いため、しっかりカバーしたい人に向いています。

補償の充実度や使い勝手は異なるため、カード選びの際は自分の旅行スタイルや求める補償の手厚さを考えて選びましょう。

クレジットカード付帯の海外旅行保険の利用手順

クレジットカード付帯の海外旅行保険は以下の手順で利用しましょう。

  1. 出発前に自動付帯か利用付帯か確認する
  2. 利用付帯なら旅行費用をカードで支払う
  3. 旅行中に事故や病気が起きたら、すぐにカード会社または保険会社のサポート窓口に連絡する
  4. 事故や病気に関する必要書類を準備する
  5. 請求期限内に保険会社に必要な書類を提出する

海外旅行保険の適用を受けるなら、出発前に補償条件を満たす必要があります。

自動付帯ならカードを持っていれば条件クリアですが、利用付帯のときは旅行代金の一部をクレジットカードを使って支払っておきましょう。

旅行中にケガや病気、事故が起きたら必ずカード会社または保険会社のサポート窓口に連絡します。

保険に関する相談は24時間対応の窓口が多く、状況に応じて適切な対応や医療機関の案内を受けたいときにも利用可能です。

保険金を請求するには、トラブルの内容に応じた以下の必要書類の準備を行いましょう。

  • 事故証明書
  • 医療費の領収書
  • 診断書
  • 警察の盗難証明

書類は保険会社の指示に従って原本やコピーで揃え、該当する保険会社へ指定された方法で提出します。

請求期間を過ぎると補償が受けられない場合もあるため、できるだけ早く準備しましょう。

診療費の立て替えが不要なキャッシュレス対応のカードなら、窓口に連絡するだけで現地での支払いを求められないケースもあります。

病気や事故に遭った際は混乱しやすいため、、万一の際も安心して補償を受けられるよう、旅行前にはトラブルが発生した際の連絡先を控えておくと安心です。

海外旅行保険付きクレジットカードの選び方や注意点

海外旅行保険付きクレジットカードを選ぶときのポイントや注意点は、主に5つあります。

  • クレジットカードの年会費に見合った補償内容か検討する
  • 必要な補償がしっかり含まれているかチェックする
  • 旅行期間により補償対象外となるケースがある
  • 家族や同行者に対しても保険が適用されるか確認する
  • 利用付帯タイプのクレジットカード保険の利用条件を満たすための工夫や裏技を知っておく

クレジットカードの年会費に見合った海外旅行保険の補償内容か、バランスが重要です。

年会費無料のカードは手軽でも、補償は最低限にとどまるのが一般的。

ゴールドやプラチナカードは年会費が高い分、補償金額や対象範囲が充実しています。

海外旅行保険で重要な補償項目は、以下の通りです。

  • 死亡・後遺障害
  • 治療費用
  • 賠償責任
  • 携行品損害
  • 救援者費用
  • 航空機遅延補償

自分の旅行スタイルに合った補償が含まれているか必ず確認しましょう。

例えば医療費の高い国へ長期滞在する場合は、治療費用補償の上限が十分なカードを選ばなければいけません。

補償期間は90日以内に限定されているカードが多いため、長期旅行をするなら別途保険加入が必要です。

安心して旅を楽しむためにも、補償内容と年会費のバランスを踏まえ、必要な保証が備わっているかよく理解して自分に適したカードを選びましょう。

クレジットカードの年会費に見合う補償内容かどうかを考える

海外旅行保険付きクレジットカードを選ぶときは、海外旅行保険の補償内容がクレジットカードの年会費に見合うか考えましょう。

年会費無料のカードは魅力的ですが、補償内容が最低限の傾向です。

一方、ゴールドやプラチナカードは年会費が高い代わりに、補償額や適用範囲が充実しています。

例えばエポスカードとANA JCBワイドゴールドカードの年会費と海外旅行保険の補償内容は、以下の通りです。

エポスカード ANA JCBワイドゴールドカード
年会費(税込) 無料 14,300円
傷害死亡保険金額 50万円 500万円
治療費用補償 200万円 1,000万円
賠償責任補償 200万円 500万円
携行品損害補償 10万円 30万円

エポスカードは年会費無料で手軽に持てるためコスト重視の人に向いていますが、傷害死亡や治療費用の補償額は控えめです。

対してANA JCBワイドゴールドカードは年会費14,300円かかる反面、より充実した補償があり、安心して旅行したい人に適しています。

「本当にこれだけの補償が必要なのか?」「この額の年会費を支払う必要があるのか?」と、費用対効果のバランスの検討は大切です。

旅行の頻度が高い人は年会費が高くても保証が充実していると安心感があり、ほとんど旅行をしない人は必要最低限で十分な可能性も。

コストを抑えたいときは、以下の方法もあります。

  • 複数の年会費無料のクレジットカードを組み合わせて補償を厚くする
  • 保険会社の海外旅行保険に加入する

旅行頻度や滞在先の医療費事情を考慮したうえで、補償内容と年会費のバランスをしっかり考えてカードを選びましょう。

必要な補償が含まれているのかどうかを確認する

海外旅行保険付きクレジットカードでは、必要な補償が含まれているのかの確認は必須です。

海外旅行保険における主な補償内容は、以下の通りです。

補償項目 内容
死亡・後遺障害 旅行中のケガや事故で死亡または後遺障害が発生した場合の補償
治療費用補償 ケガや病気で病院を受診した際の治療費(入院・手術費用含む)補償
賠償責任補償 他人の身体や財物に損害を与えた際の法的賠償責任に対する補償
携行品損害補償 持ち物の盗難、破損、紛失に対する補償
救援者費用 緊急時に家族の渡航費や捜索・救援費用がかかったときの補償
航空機遅延補償 航空機の遅延、欠航による宿泊や食事費用の補償

死亡・後遺障害補償は旅行先で交通事故に巻き込まれ重い後遺障害が残ったときや、事故で亡くなった場合に補償されます。

例えば海外旅行中にツアーバスに乗っていて車両事故に遭い、治療後も身体に障害が残ったときに利用可能です。

治療費用補償では、旅行中に急な腹痛で現地の病院で手術を受けたときや、海外旅行中の事故による打撲で受診した際に治療費をカバーできます。

アメリカやフランスといった医療費が高額な国へ行くときは、治療費用補償の上限が十分かどうかも合わせて確認しましょう。

例えばアメリカでは、胃腸炎の初診で2万円~4万円程度の医療費が必要です。
※参照:日本と諸外国の医療水準と医療費│日本医師会

賠償責任補償は、ホテル内の備品を壊してしまったときや誤って他の宿泊客をケガをさせてしまったときの損害賠償を補います。

救援者費用補償は、現地で入院した際に日本から家族が駆けつけるための渡航費や宿泊費をカバーする費用です。

スキー旅行中に転倒して骨折し、現地の病院で手術を受けなければならないときは、日本にいる家族が飛行機で現地へ駆けつけてサポートしなければならないケースも。

家族が付き添いとして数日間滞在しながら治療を支援する際の航空券代とホテル代が補填され、安心して治療に専念できる環境が整えられます。

急な事故や病気で1人で対応が難しいときにはとても心強いです。

航空機遅延補償は、飛行機の欠航で急な宿泊や食事代がかかったときに費用を補償してくれます。

乗り継ぎ便の遅延で目的地到着が遅れ、予定していたホテルのキャンセル料や新たな宿泊費が発生したときの費用が補償されるので、負担を不安に思う必要がありません。

上記は補償内容は、旅行先での安心を支える重要なものです。

クレジットカードによって含まれている補償内容は異なるため、自分の旅行計画に合わせて必要な補償が含まれているか必ず確認しましょう。

旅行期間によっては対象外になる場合もある

クレジットカードの海外旅行保険は、旅行期間によっては対象外になる場合もあります。

海外旅行保険付きのクレジットカードは、多くが90日以内の旅行を対象にしていて、例えば以下は補償対象外になる可能性が高いです。

  • 留学
  • ワーキングホリデー
  • 1年以上の長期世界一周旅行
  • 長期間のクルージング
  • 数か月にわたる海外出張

クレジットカードの旅行傷害保険で海外旅行中の万一に備えるなら、渡航目的や期間に合った海外旅行保険のプランを選びましょう。

滞在期間が延長される可能性があるなら、保険の延長手続きが可能か事前確認も大切です。

補償期間を過ぎて補償が切れた状態でトラブルが起きると、以降の病気や事故に対する補償が一切受けられません。

保険の補償期間終了後のトラブルは自己負担で対応しなければならなくなるため、保険の切れ目を避ける必要があります。

補償を受けられない期間がないよう、以下のいずれかの方法で対応しましょう。

  • 保険会社の長期滞在用の海外旅行保険へ加入する
  • クレジットカードの海外旅行保険期間終了後の保険に入っておく

無用なトラブルや保障不足を防ぐためにも、クレジットカード付帯の海外旅行保険の適用期間を確認したうえで、発行するカードを決めましょう。

家族や同伴者も適用したい場合は対象かをチェックする

家族や同行者にも補償を適用したいときは、誰が保険の適用対象なのかチェックしておきましょう。

家族旅行にも関わらず、クレジットカードの自動付帯で保険対象になるのは、カード名義人1人だけだったといったケースもあります。

ただし、クレジットカードの所有者すべてが対象となるとは限らず、また補償内容が十分でないこともありますので、下記の点などについて事前に確認し、必要に応じて、別途海外旅行保険を契約する必要があります。
引用元:日本損害保険協会

同行する家族や配偶者、子どもが対象になるかどうかの確認は重要です。

クレジットカードの家族や同伴者に対する適用条件は以下の通り。

カード名 本人補償 配偶者補償 子ども補償 家族カード会員補償 家族特約の有無
学生専用ライフカード × × × なし
ライフカード〈旅行傷害保険付き〉 × × × なし
ANA JCBワイドゴールドカード あり
JALカード普通カード あり
ANA JCB一般カード あり
楽天プレミアムカード あり

カードによって家族や同伴者の補償の範囲は大きく異なります。

例えば以下のカードは本人のみの補償で、家族の補償は含まれません。

  • 学生専用ライフカード
  • ライフカード〈旅行傷害保険付き〉

ANA JCBワイドゴールドカードや楽天プレミアムカードは、本人会員の家族特約の範囲に含まれる家族や、家族カード会員も補償対象になり、家族での旅行にも安心です。

本人会員がカードを持っていて保険の利用条件を満たしていれば、本人に加え配偶者や一定の条件を満たす子どもも補償の対象になります。

例えばANA JCBワイドゴールドカードの本人会員や家族カード会員、本人会員の家族特約による補償額は、以下の通りです。

補償項目 本人会員の補償額 家族カード会員の補償額 家族特約の補償額
傷害死亡・後遺障害 最大5,000万円
(利用付帯で最大1億円)
最大5,000万円 1,000万円
治療費用 300万円 300万円 200万円
賠償責任 1億円 1億円 2,000万円
救援者費用 400万円 400万円 200万円
携行品損害 50万円 50万円 50万円

ANA JCBワイドゴールドカードの本人会員の海外旅行保険の治療費用の補償額は300万円です。

家族カード会員本人の治療費用の補償額も300万円で、ほぼ同様の補償額を受けられます。

本人会員のカードには家族特約が付帯しているため、生計を共にする配偶者や18歳未満の子どもも補償対象です。

本人会員や家族カード会員よりはやや低い補償ですが、家族カードを持たない家族も一定の補償が受けられます。

家族カードを持っているなら、家族カード会員本人も個別に追加の補償を受けられます。

家族や同行者の補償を希望する人は事前に対象範囲を確認し、必要に応じて家族カードの発行や追加の保険加入を検討しましょう。

利用付帯のクレジットカードの海外旅行保険の条件を満たすための裏ワザもある

旅行に関する費用を該当のクレジットカードで支払えば海外旅行保険が適用される、利用付帯のクレジットカードの条件を満たす裏ワザは以下の通りです。

  • 空港までの交通費をカードで支払う
  • オプショナルツアー代のみカードで決済する
  • 出発日の昼食代を利用付帯カードで支払う

例えばポイントを貯めるために高額なツアー代を別のカードで決済したいときでも、出発当日空港へ向かうための交通費を利用付帯カードで支払えば補償の対象になります。

現地で参加するオプショナルツアーの料金だけを利用付帯のクレジットカードで支払う方法でも構いません。

空港から自宅までのタクシー代を利用付帯カードで支払うのもおすすめです。

「別のクレジットカードで決済したい」「該当カードで支払わないと補償が受けられないのは面倒」といった人でも、無理なく海外旅行保険の適用を受けられます。

補償内容や補償額を満たすために、複数のクレジットカードの海外旅行保険を利用したいときは、複数のカードを使い分けて利用付帯条件を満たす方法も有効です。

カード 支払対象 支払金額 補償例
A 航空券 10万円 ・傷害死亡・後遺障害 3,000万円
・治療費用 300万円
・賠償責任 2,000万円
B オプショナルツアー代金 2万円 ・傷害死亡・後遺障害 2,000万円
・治療費用 200万円
・賠償責任 1,000万円
C 空港までの交通費 3千円 ・傷害死亡・後遺障害 1,000万円
・治療費用 100万円
・賠償責任 500万円

例えば航空券とオプショナルツアー、交通費で支払うカードを変えると、3つのカードの海外旅行保険が適用されます。

治療費用や賠償責任補償は合算できるため、上記の場合の治療費用の補償額は600万円、賠償責任補償は3,500万円です。

ただし死亡・後遺障害保険金に関しては、複数の保険金のうち最も高い金額のみが適用され、合算はされません。

工夫次第では旅行代金全額を利用付帯カードで支払わなくても、保険の適用を受けられるため、支払いの自由度が増してより便利に海外旅行保険を利用できます。

保険会社とクレジットカードの海外旅行保険の違いは?

保険会社とクレジットカードの海外旅行保険の違いは、以下の通りです。

特徴 保険会社の海外旅行保険 クレジットカード付帯海外旅行保険
補償内容の選択自由度 高い 低い
補償期間 長期間の契約が可能 主に90日以内限定
治療費用・疾病死亡補償 高額・広範囲にカバー 上限が低い場合が多い
補償の柔軟性 高い 限定的
追加料金 保険料が必要 年会費に含まれ別途不要
利便性 加入手続きが必要 自動付帯または利用付帯
長期滞在の対応 対応可能 制限あり
家族補償 プランにより追加可能 カードによって異なる

保険会社が提供する海外旅行保険は、契約時に詳細な補償内容を選べるため、長期滞在や幅広いリスクに対応しやすいです。

クレジットカード付帯の保険はカード保持者向けのサービスとして提供されており、主に短期間の旅行に適した基本的な補償が中心。

補償期間が90日以内に限られ、以下の補償は適用外になるケースもあります。

  • 疾病死亡
  • 長期の医療費
  • 特定の事故
  • 災害

保険料は別途不要でコストは抑えられる一方、補償の手厚さや柔軟性は保険会社提供のプランに劣ります。

旅行の目的や期間に応じて両者の違いを理解し、必要な補償が十分か判断しましょう。

利用付帯で海外旅行保険が使えるおすすめのクレジットカード3選

利用付帯で海外旅行保険が使えるおすすめのクレジットカードは、以下の3つです。

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カード名 年会費 海外旅行保険補償額 ポイント還元や特典 プライオリティパス・ラウンジ おすすめの人
エポスカード
エポスカード券面画像
無料 ・傷害治療費用200万円
・疾病治療費用270万円
・賠償責任2000万円等
ポイント還元率は0.5% なし ・低コストで手厚い補償を求める
・旅行やファッションが好き
楽天カード
楽天カード券面画像
無料 ・傷害・疾病治療費用200万円
・賠償責任3000万円
ポイント還元率1.0%~3.0% なし ・楽天ポイントを貯めたい
・コストを抑えたい
三井住友カード(NL)(利用付帯)
三井住友カード(NL)券面画像
無料 ・傷害死亡・後遺障害 2,000万円
・治療費用   50万円
・賠償責任2000万円
・ポイント還元率は0.5%
・キャッシュレス診療対応
なし ・安全性や利便性を重視
・普段使いもしたい人

エポスカードは年会費永久無料ながら、利用条件を満たすと補償が充実しています。

普段の買い物でもポイント還元率0.5%と使いやすく、マルイでのポイント優待も魅力的です。

楽天カードも年会費無料で利用付帯型の海外旅行保険が利用でき、傷害・疾病治療200万円、賠償責任3000万円の補償が備わっています。

楽天ポイントが貯まりやすく、楽天市場利用時は3.0%以上の還元が期待できます。

海外旅行保険の利用時は、24時間対応のサポートも安心材料です。

三井住友カード(NL)(利用付帯)は、カード番号が券面に記載されていないため不正利用のリスクが低いナンバーレスデザイン。

年会費無料にもかかわらず、傷害死亡・後遺障害2000万円に治療費50万円、賠償責任2000万円の補償が利用付帯でつきます。

キャッシュレス診療と24時間電話サポートもあり、海外旅行先でのトラブルに迅速かつ安心して対応可能です。

安心安全でお得な旅行を目指すなら、補償内容と利便性を兼ね備えたカードを検討しましょう。

海外旅行保険が自動付帯ではないがコスパが良いエポスカード

エポスカード券面画像

項目 内容
年会費 無料
海外旅行保険補償額 ・傷害治療費用200万円
・疾病治療費用270万円
・賠償責任2000万円等
ポイント還元や特典 ポイント還元率は0.5%
プライオリティパス・ラウンジ なし
おすすめの人 ・低コストで手厚い補償を求める
・旅行やファッションが好き

エポスカードは海外旅行保険が自動付帯ではありませんが、コスパの良いカードとして人気のクレジットカードカードです。

年会費無料ながら、日常生活や旅行で使える多彩な特典や海外旅行保険の補償内容を備えています。

海外旅行保険は利用付帯で傷害治療費用は200万円、疾病治療費用は270万円までカバーされ、年会費無料カードとしては高水準。

旅行の航空券や交通費の一部をエポスカードで支払うだけで、手厚い補償が利用可能です。

海外旅行での医療費は予想以上に高額になるケースが多いため、無料で充実した保険を付帯できる点は大きなメリット。

エポスカードは年会費が永年無料で、ポイント還元率は200円で1ポイントのエポスポイント付与される仕組みです。

マルイで洋服を買ったり雑貨を購入したりすると、通常の2倍のポイントが付与されるため、効率良くポイントを貯められます。

貯まったポイントはマルイの店舗や通販で1ポイント1円として使えるほか、Amazonギフト券やANAマイルなど他のポイントにも交換可能。

年に数回開催されるマルコとマルオの7日間のセール期間中は、マルイやモディの店舗・通販で10%オフの割引を受けられます。

まとめ買いや欲しかったアイテムの購入にも便利で、節約に役立てたい人にもぴったりです。

日常使いに便利で、旅行好きやファッション好きの幅広い層に支持されています。

支払条件さえ満たせば高額な医療費も安心してカバーできるので、保険の適用条件を満たせるならエポスカードを選びましょう。

年会費無料で楽天ポイントも貯まりやすい楽天カード

楽天カード券面画像

項目 内容
年会費 無料
海外旅行保険補償額 ・傷害・疾病治療費用200万円
・賠償責任3000万円
ポイント還元や特典 ポイント還元率1.0%~3.0%
プライオリティパス・ラウンジ なし
おすすめの人 ・楽天ポイントを貯めたい
・コストを抑えたい

楽天カードは年会費無料の利用付帯タイプで、楽天ポイントも貯まりやすいです。

楽天カードカードで旅行に関する費用を決済すると、海外旅行保険が適用されます。

補償内容は傷害・疾病治療費用200万円、賠償責任3,000万円と、無料カードの中では十分な水準です。

24時間対応のサポート体制も整い、急な海外旅行でのトラブルにも対応できます。

「万が一のときはすぐに相談したい」といった人でも安心して利用できるカードです。

注目すべき点は楽天ポイントの貯まりやすさ。

楽天カードの基本的なポイント還元率は1.0%で、税込み100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。

楽天市場や楽天トラベルといった楽天関連サービスの利用時は還元率が3.0%以上になり、旅行代金をはじめ日常の支払いでも効率的にポイントを獲得可能です。

海外旅行保険がつき、日々の生活でもポイントが貯まるため、コストを抑えたい人に選ばれています。

海外旅行保険が利用付帯で使えるだけでなく、ポイント重視でコストを抑えたい人は、楽天カードを発行しましょう。

カード番号印字がないナンバーレスカードで旅行中も安心の三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)券面画像

項目 内容
年会費 無料
海外旅行保険補償額 ・傷害死亡・後遺障害 2,000万円
・治療費用   50万円
・賠償責任2000万円
ポイント還元や特典 ・ポイント還元率は0.5%
・キャッシュレス診療対応
プライオリティパス・ラウンジ なし
おすすめの人 ・安全性や利便性を重視
・普段使いもしたい人

三井住友カード(NL)は、カード番号印字がないナンバーレスカードで旅行中も安心です。

ナンバーレスカードは、カード本体に以下が記載されていません。

  • カード番号
  • 有効期限
  • セキュリティコード

カード番号を第三者に知られる心配がなく、情報の盗み見や複製を防止しやすいため、安全に利用可能。

例えば海外旅行中に店頭でカードを渡したときに、カード番号やセキュリティコードを盗まれて不正に利用されたり、盗難されたりするリスクが大幅に減少します。

三井住友カード(NL)の通常のポイント還元率は0.5%で、200円の利用ごとに1ポイントが貯まります。

海外旅行保険は利用付帯で、旅行代金や公共交通機関の料金をカードで支払うと、傷害死亡・後遺障害補償や治療費用補償が適用される仕組み。

24時間の電話サポートやキャッシュレス診療対応もあり、急な体調不良や事故時にもスムーズに対応可能です。

特徴 内容
24時間電話サポート ・海外からいつでも日本語での医療相談やトラブル時の支援が受けられる
・病院の紹介や緊急対応の手配といったサポートがある
キャッシュレス診療対応 ・海外の提携病院で医療費を自己負担せずに治療が受けられる
・煩雑な保険請求手続きを省略できる

例えば海外旅行先で急に腹痛やケガで病院に行く必要があるときに、24時間の電話サポートに連絡すると、日本語で医療の相談やサポートを受けられます。

提携医療機関を利用するとキャッシュレス診療対応も可能なので、医療費の全額を立て替えずに受診できます。

病院の紹介や緊急時の対応手配をスムーズに行えるため、言葉や環境に不慣れな海外でも安心です。

安全性や利便性を重視するなら、三井住友カード(NL)を発行しましょう。